
池袋・オトメイトビル5Fにある「otomate garden」にて、2019年1月16日(水)〜3月15日(金)まで『Charade Maniacs 』とのコラボが開催された。
『Charade Maniacs 』は、オトメイトが提供するPlayStation Vita用ゲームソフトで、女性向け恋愛アドベンチャーゲームだ。
今回は取材時にコラボされていた「otomate garden×シャレードマニアクス 」について、監修をご担当される株式会社ティームエンタテインメントの長谷川雄介さんにお話を伺った。
ーこちらはどのようなカフェでしょうか?
女性向け恋愛ゲームのブランドである「オトメイト」さんとコラボレーションしたカフェになっています。オトメイト作品を順番に、月に1〜2作品のペースでコラボしています。
ーなるほど、「otomate garden」という名前の通り、「オトメイト」さんに特化したカフェなんですね。
そうなんです。僕が代表を務めている「株式会社ティームエンタテインメント」というのはもともとレコード会社でして。そこでご一緒させていただいていた「オトメイト」さんと、CD制作以外にも何か一緒に面白いことができないかとお話ししていた中で実現したのが、この「otomate garden」なんです。現在の場所になったのは1年ほど前からなのですが、3年ほど前からコラボカフェは運営していますのでその間で色々な作品とコラボさせていただきました。
<店内の様子>
ーオトメイトさんの作品だと、カフェにいらっしゃるお客様は女性が多いですか?
具体的なアンケートは取っていないのですが女性が多い印象を受けますね。「幅広い層の方にご来店いただく」というのもあると思いますが、私たちは「コラボする作品のファンの方々に楽しんでいただけるように」を第一に考えています。
ーなるほど、その作品のファンの方に楽しんでいただけるというのは重要ですね。
今はSNSで連絡を取れる時代でもありますので、ファンの方同士が直接集まる場というのは珍しいかなと思います。逆に、カフェで知り合ってSNSでつながるというケースも少なくないそうですよ。我々が直接何かをするということは無いのですが、店内ででしたら、ご希望されるお客様同士で自社のグッズやノベルティをトレーディングしていただくことも可能ですし、良いコミュニケーションの場になっているのではないかと思っています!同じグッズを何個も集める方も多いので楽しんでいただけている印象がありますね。
<特典のコースター>
ーファンの方には「推し」が決まっているという方も多くいらっしゃいますし、店内でトレーディングができるというのはうれしい対応ですね!
グッズに関しても、現在コラボしているものからこれまでにコラボしたものまでご購入いただけるようになっています。ですのでコラボが終わってしまったグッズについても引き続きご購入いただけますし、特に購入数についての制約も設けていませんので、その点も喜んでいただけていますね。
またノベルティについてなのですが、ご来店されたお客様にランチョンマットをプレゼントさせていただいております。ランチョンマットはお持ち帰りされる方が多いので、紙質を普通の紙ではなく、ポスターの紙質と同じものを使用しているんです。
ー確かに、素材がしっかりしていますね!コラボカフェに行った思い出を綺麗に残せるような、ファンの方への温かい心づかいが感じられます。
実は、「ファンの方を想う」という点で、もう1点特徴のようなものがあるんです。こちらのカフェで展示されているパネルなのですが、コラボ期間が終了した後に、ご来店いただいたお客様にプレゼントしているんです。1回のご来店につき1枚応募券をお渡ししていて、ご応募いただいた方の中から抽選でプレゼントさせていただいています。
ーファンの方にはたまらないプレゼントですね!飾られているパネルは、どの席からでも見やすい印象もあります。
内装のお話になりますが、店内は基本全て撮影が可能なので、どのお席からでもお楽しみいただけるというのは重要視していますね。冒頭でもお話ししたのですが、もともとがレコード会社ですので、CDジャケットのデザインなんかもしていたんです。なので、デザインという点に関してはこだわりを持っています。コラボカフェを開催するにあたって描き下ろしのイラストをいただくのですが、どのようにすれば、より世界観が引き出せるのか、ファンの方に喜んでいただけるのか、などを常に考えていますね。店内で流れているPVも自社で制作しているんですよ。
ーすごいですね、作品を知り尽くしていないとできないことのように感じるのですが、どれくらいの期間で準備をされているんですか?
描き下ろしのイラストをいただいてからは、1〜2か月程度で制作していますね。プロジェクト自体は大体半年前に決まるので、メニュー作成などについてはとにかくそのゲームをクリアして、ゲーム内で登場するものをできるだけ取り入れることを心がけています。そうしてより深い世界観を作っていきます。先ほどもお話させていただきましたが、イラストもただ貼るというのではなく、より世界観を深められるように工夫していますね。
ーなるほど、コラボカフェの中で作品の世界観を再現するというところが重要かつ難しいポイントになるんですね。
この「otomate garden」が私たちの会社の初めての飲食事業だったのですが、飲食店という枠を超えた楽しみをお客様に提供できるよう心がけています。もちろん飲食を提供する場ですので、メニューもよりおいしいものを提供できるよう試行錯誤しています。その中で更に世界観を最大限引き出すことが重要になりますし、席を予約制にしていることで、前売り券という感覚でファンの方によりお楽しみいただけるよう工夫していますね。
<アルカディア特製 カレーライス (950円)>
入店した際に「メニューがとにかくおいしいので楽しみにしていてください!」とお話をいただきました!
そのお話の通り、お料理がとにかくおいしいです・・・!
<ケイト特製 デザート盛り(750円)>
そして何より、作品を忠実に再現することだけでなく、足を運んでいただきやすい価格設定にすること、食材にこだわること、BGMや映像を活用し世界観を創り出すこと、などのお客様に対するたくさんの思いやりを感じられるお店でした!
ファンの方同士での交流もできるこちらの「otomate garden」を、ぜひお楽しみください!
◎「otomate garden×Charade Maniacs 」について、もっと詳しく知りたい方はこちらをクリック◎
https://collabocafe.tokyo/cafes/1938/